心房細動(AF)は脳梗塞の主要な原因であり、特に脳梗塞既往例では再発リスクが高い。再発予防策として直接作用型抗凝固薬(DOAC)による抗凝固療法が行われるが、適切な治療下でも一定の割合で再発が生じる。熊本大学病院神経内科特任教授の木村和美氏らは、脳梗塞の既往がある非弁膜症性AF(NVAF)患者を対象に、DOACによる標準治療へのカテーテルアブレーション(CA)追加の有効性と安全性を検討する前向き非盲検並行群間ランダム化比較試験(RCT)STABLEDを実施。その結果、標準治療にCAを併用しても主要評価項目とした複合イベントリスクの低下は認められなかったと、JAMA Neurol(2026年3月2日オンライン版)に報告した。(関連記事「アブレーション時代に抗不整脈薬は必要か?」)