集中治療では、患者を中心に医師、看護師、薬剤師、理学療法士、臨床工学技士などの多職種がそれぞれの専門性を生かしながら関与する。対象が周産期患者の場合は、さらに産科医、助産師、新生児科医らが加わる。日本集中治療医学会が主体となり企画した『周産期集中治療ガイドブック』の第Ⅳ章が「多職種連携」としている通り、妊産婦の集中治療では多職種連携医療の実践が欠かせない。旭川医科大学救急医学講座准教授/同大学病院救命救急センター副センター長の丹保亜希仁氏は第53回日本集中治療医学会(3月5~7日)で、周産期集中治療における多職種連携の正しい概念と、集中治療医や関連職種が果たすべき役割について解説した。(関連記事「通常と何が違う?妊産婦蘇生の特異的対応とは」)