急性心筋梗塞(AMI)と異なり、安定冠動脈疾患(CAD)に対する経皮的冠動脈インターベンション(PCI)には明らかな予後改善効果がないことが、ISCHEMIA試験(N Engl J Med 2020; 382: 1395-1407)など複数のランダム化比較試験(RTC)で示されており、国も安定CADに対するPCIの適正施行を要請している。千葉大学病院循環器内科の齋藤佑一氏らは、日本PCIレジストリ(J-PCI)のデータを用いて、2019年と2023年におけるAMIと非AMIに対するPCI施行状況を検討。適正使用の指標となる人口10万人当たりのPCI施行数の非AMI/AMI比は低下傾向にあるものの、都道府県格差が大きいと第90回日本循環器学会(3月20~22日)で発表した。なお、詳細はPLoS One(2025; 20: e0335426)に掲載されている。