下肢閉塞性動脈疾患のステージ分類を提示

早期からの包括的な予防を呼びかけ

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 脂質低下療法の進歩により、LDLコレステロール(LDL-C)以外の脂質管理、いわゆる「残余リスク」が注目されている。杏林大学循環器内科の舟橋紗耶華氏は、残余リスクの観点から、下肢閉塞性動脈疾患(LEAD)の脂質管理について第90回日本循環器学会(3月20~22日)で発表。トリグリセライド(TG)を多く含むリポ蛋白(TG-richリポ蛋白)、リポ蛋白(a)〔Lp(a)〕などの最新知見を紹介した。また、予防戦略の観点から策定したLEADのステージ分類を提示し、早期からの包括的な予防の取り組みを呼びかけた。心不全のステージ分類が社会的にも注目されたように、LEADへの関心が高まることが期待される。

※この発表は、日本動脈硬化学会PAD/LEAD部会と連動した会長特別企画「PAD/LEAD診療における脂質管理の現状と未来」の中で行われた。末梢動脈疾患(PAD)は本来、心臓・脳以外の末梢の動脈硬化性疾患の総称だが、しばしばLEADと同義で用いられる。発表もLEADに焦点を当てた内容だったため、本記事においてはLEADで統一した。

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