HFrEFへの3種配合剤は標準強化治療に勝る

β遮断薬/MRA/SGLT2阻害薬+RAS阻害薬

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 左室駆出率(LVEF)が低下した心不全(HFrEF)の治療では、Fantastic Fourとも呼ばれる4剤〔レニン・アンジオテンシン系(RAS)阻害薬/アンジオテンシン受容体ネプリライシン阻害薬(ARNI)、β遮断薬、ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬(MRA)、SGLT2阻害薬〕の4剤併用がガイドラインに基づく薬物療法(GDMT)として推奨されている。しかし、実臨床でのGDMT遵守率はいまだ低い。米・UT Southwestern Medical CenterのAmbarish Pandey氏らは、HFrEF患者を対象にRAS阻害薬またはARNIへの3種配合剤〔β遮断薬メトプロロールの徐放製剤(25/50/100/150mg)、MRAスピロノラクトン12.5mg、SGLT2阻害薬エンパグリフロジン10mg〕の上乗せ効果を検証する非盲検ランダム化比較試験POLY-HFを実施。その結果、通常の強化治療を行うGDMT群と比べ、3種配合剤群ではLVEFが有意に改善し、心不全入院/救急部門(ED)受診の発生リスクも60%低かったNat Med2026年7月2日オンライン版)に報告した。(関連記事「高血圧への低用量3剤配合療法、単剤療法に優越」)

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