うつ病が重度ほど「いいね!」がSNS投稿行動を強める
米・3つのデータセットを用いた横断研究
ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)上での「いいね!」や「リツイート(リポスト)」などのリアクションは、投稿者の承認欲求を満たし脳の報酬系を刺激する強力なフィードバックとして機能するが、過度の依存やメンタルヘルスへの悪影響が懸念されている。他方、報酬予測メカニズム(強化学習)の障害に伴う感情鈍麻を特徴とするうつ病患者でも、SNSの「いいね!」が同様の影響を及ぼすかは明らかでない。米・Princeton UniversityのDan-Mircea Mirea氏らは、データ収集方法と抑うつ評価が異なる3つのTwitter(現X)データセットを用いて横断研究を行い、抑うつおよびその他の精神病理と「いいね!」による投稿強化との関連を検討した。その結果、全てのデータセットにおいてうつ病患者または抑うつ症状が強い者では、「いいね!」により投稿行動が強化される傾向が示され、その関連性は抑うつレベルが高いほどより強かったとJAMA Psychiatry(2026年7月8日オンライン版)に報告した。(関連記事「成人ではSNSが精神的健康に良い影響」)
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