CKDの骨・ミネラル代謝異常GL、管理はリン・Caを優先
新GLは「厳格化」と「個別化」が軸
昨年(2025年)、慢性腎臓病(CKD)ステージ3b以上のCKD 患者を対象とした『慢性腎臓病に伴う骨・ミネラル代謝異常の診療ガイドライン(2025年改訂版)』(以下、新GL)が刊行された。新GLでは、透析などを含むCKD 患者における血清リン・Ca・副甲状腺ホルモン(PTH)の管理目標値と治療方針が再整理された。これにより、CKDに合併する骨ミネラル代謝異常(CKD-MBD)を改善し、心血管イベント、骨折、死亡の抑制を目指す。今改訂では、管理の「厳格化」と「個別化」を軸足に展開されている。九州大学病院腎疾患治療部准教授の山田俊輔氏は、第44回日本骨代謝学会(7月2~4日)で「透析患者の治療戦略において、リン・Ca・PTHを同時に目標範囲内に導くことを基本としつつ、調整過程ではリンおよびCaを優先させる方針がより鮮明になった」と解説した。
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