妊娠中のSSRI継続、重篤な新生児合併症と関連せず
Apgarスコアはわずかに低下も、先天異常の増加なし
妊婦の選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)使用は、中断に伴う産後うつや自殺などのリスクが継続による潜在的なリスクを上回るとされる。しかし妊娠中の安全性については、倫理的課題や交絡因子の影響があり評価が難しい。米・Vanderbilt University Medical Center(VUMC)のLayla Aref氏らは、ランダム化比較試験(RCT)を模倣するtarget trial emulation(TTE)の手法を用い、妊娠前~妊娠中のSSRI使用と妊娠転帰との関連を検討。その結果、妊娠中のSSRIの継続は、出生1分値・5分値のApgarスコアのわずかな低下に関連した一方、主要先天異常、新生児集中治療室(NICU)入室、その他の重篤な新生児合併症との有意な関連は認められなかったとJAMA Netw Open(2026; 9: e2622790)に報告した。(関連記事「妊娠中の抗精神病薬使用で発達障害増加せず」)
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