非LVO脳梗塞への血管内治療、3敗目
仏・DISCOUNT試験が早期中止に
主幹動脈閉塞(LVO)に対する機械的血栓回収療法(EVT)は臨床転帰を改善し、急性虚血性脳卒中の標準治療となっている。しかし、中・遠位動脈閉塞を伴う虚血性脳卒中(非LVO脳梗塞)への有効性には議論がある。フランス・Sorbonne UniversitéのFrédéric Clarençon氏らは、成人非LVO脳梗塞患者を対象にEVTの有効性と安全性を検証する多施設非盲検ランダム化比較試験(RCT)DISCOUNTを実施。その結果、3カ月時の良好な転帰達成率に内科治療単独の対照群とEVTを追加する介入群で差はなく、介入群では症候性頭蓋内出血(sICH)など有害事象の発生率が高かったため、安全性モニタリング委員会の勧告に基づき試験は早期中止されたとJAMA(2026年7月22日オンライン版)に報告した。非LVO脳梗塞に対するEVTの有効性が示されなかったのは、DISTAL試験、ESCAPE-MeVO試験に続き3件目。(関連記事「MeVO shock! 非LVO脳梗塞への血管内治療、効果示せず」)
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