ロボット手術、執刀機会に顕著な男女差
女性割合は幽門側胃切除術で4%、低位前方切除術で5%
日本ではロボット支援手術の普及が進む一方、執刀機会には男女間で大きな格差が存在する実態が、National Clinical Database(NCD)を用いた後ろ向き観察研究で明らかになった。消化器外科女性医師の活躍を応援する会(AEGIS-Women)会長で大阪医科薬科大学一般・消化器外科の河野恵美子氏らの解析によると、2023~24年に施行された手術の執刀医に占める女性医師の割合は、ロボット支援低位前方切除術で5.41%、ロボット支援幽門側胃切除術で4.32%にすぎなかったと、Surgery(2026; 198: 110441)に報告した。1人当たりの執刀件数を見ても、開腹手術では男女が比較的拮抗していたのに対し、ロボット支援手術では男女差が顕著だった。
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