経口抗凝固薬との併用を注意すべき抗てんかん薬は?
血栓塞栓、重大な出血、全死亡リスクを比較
てんかん患者は、長期の経口抗凝固療法を要する心血管疾患の併存リスクが高いが、抗てんかん発作薬(ASM)と直接作用型経口抗凝固薬(DOAC)の薬物相互作用のエビデンスは乏しい。スイス・University of ZurichのKai M. Schubert氏らは、ランダム化比較試験(RCT)を模倣するtarget trial emulation(TTE)の手法を用い、DOACとASM併用による血栓塞栓イベント、重大な出血、全死亡のリスクを比較検証する新規使用者・実薬対照デザインの後ろ向きコホート研究を実施。その結果、対照群(ラモトリギン/ラコサミド)と比べ、レベチラセタム群では血栓塞栓と全死亡、強力な酵素誘導作用を有するASM群では血栓塞栓、バルプロ酸は全死亡と頭蓋内出血(ICH)リスクの上昇と関連したと、JAMA Neurol(2026年8月17日オンライン版)に報告した。(関連記事「抗凝固薬の宿命にどう対処するか」「てんかん高齢者で心血管イベントリスク上昇」)
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