消化器がんへの術前ステロイド投与に益なし
高用量単回投与で重大合併症・転帰改善せず
近年、多様な外科領域において周術期のコルチコステロイド単回パルス投与の有益性が評価されている。しかし、安全性が確立されている一方で術後悪心・嘔吐予防以外の有益性は明らかではない。フランス・Université Bourgogne EuropeのPablo Ortega-Deballon氏らは、消化器がんの待機手術を受ける成人患者を対象に、術前高用量メチルプレドニゾロン(MPZ)投与の術後転帰改善効果を検討する二重盲検プラセボ対照優越性ランダム化比較試験CORTIFRENCHを実施。その結果、プラセボ群とMPZ群で重大な術後合併症の発生率に差はなく、臨床転帰の改善は得られなかったとJAMA Surg(2026年8月19日オンライン版)に報告した。(関連記事「術前デキサメタゾン投与で術後の嘔吐を抑制」)
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