PCI前後のエボロクマブ、心筋梗塞の転帰改善せず
AMUNDSEN試験:12カ月時のLDL-C目標値達成率は80%超
急性心筋梗塞後(AMI)の脂質管理では、経口薬でLDLコレステロール(LDL-C)目標値に到達しない場合に限りPCSK9阻害薬の追加が推奨されている。同薬導入の遅れはLDL-C管理が不十分な状態を長引かせ、早期の心血管再発イベントの抑制効果が損なわれている可能性がある。フランス・Hôpital Pitié-SalpêtrièreのGilles Montalescot氏らは、経皮的冠動脈インターベンション(PCI)を受けるAMI患者2,161例を対象に、PCI施行直前および施行後1年間のエボロクマブ上乗せ効果を検証する国際共同第Ⅳ相非盲検ランダム化比較試験AMUNDSENを実施。12カ月時にガイドライン推奨のLDL-C目標値達成率は、標準治療単独群の40%に対し、エボロクマブ群では82%と高かった一方、全死亡または心血管疾患(CVD)による予定外の入院には差がなかったと欧州心臓病学会(ESC 2026、8月28~31日)で発表した。結果の詳細はJAMA (2026年8月29日オンライン版)に同時掲載された。(関連記事「動脈硬化のない高リスク糖尿病にもエボロクマブ有効」)
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