大腿骨近位部骨折、麻酔法で転帰に差なし
脊髄くも膜下麻酔 vs. 全身麻酔
大腿骨近位部骨折は高齢者に多く見られる重篤な外傷だが、手術における至適麻酔法のエビデンスは乏しい。ドイツ・RWTH Aachen UniversityのAna Kowark氏らは、大腿骨近位部骨折手術を受ける高齢患者を対象に、脊髄くも膜下麻酔と全身麻酔の術後転帰への影響を比較する多施設共同2群並行非盲検ランダム化比較試験iHOPEを実施。術後30日以内の全死亡と新規発症の重篤な心・肺合併症から成る主要複合評価項目の発生率に両群で差はなかったと、Lancet Healthy Longev(2026年9月2日オンライン版)に報告した。(関連記事「麻酔法の違いは死亡リスクに影響せず−大腿骨近位部骨折手術」)
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