高齢OABへの抗コリン薬、認知機能障害と関連か
75~79歳で調整後オッズ比7.18、因果関係は不明
尿失禁や過活動膀胱(OAB)の治療では抗コリン薬が用いられるが、高齢患者では認知機能への影響が懸念される。中国・Heilongjiang University of Chinese MedicineのRenjie Huang氏らは、米国民健康栄養調査(NHANES)のデータを用いて尿失禁またはOAB症状を有する75歳以上の患者を対象に横断研究を実施。その結果、抗コリン薬の非使用群と比べ現在の使用群では認知機能障害のオッズが高い傾向を示し、75~79歳では調整後オッズ比(aOR)が7.18に上ったとPharmacoepidemiol Drug Saf(2026; 35: e70479)に報告した。ただし、使用歴や中止歴は不明で現使用群も少なかったため、因果関係は明らかでない。(関連記事「抗コリン薬の認知症リスク、薬剤により差」)
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