菌状息肉症の予後予測にCLIPIスコアが有用
病期単独より病勢進行の識別能が高く、奏効とも関連
菌状息肉症(MF)とセザリー症候群(SS)は、皮膚T細胞リンパ腫で最も多い病型である。進行期の患者は不均一な集団で、現行のTNMB病期分類では生存パターンが一貫せず、予後予測能が限られる。これを補うため、年齢、血清乳酸脱水素酵素(LDH)、リンパ節病変、皮膚の大細胞転化から成るCutaneous Lymphoma International Prognostic Index(CLIPI)が開発され、全生存(OS)の層別化を改善することが示されている。イタリア・University of TurinのGabriele Roccuzzo氏らは、国際前向きコホート研究PROCLIPIに登録された進行期のMFまたはSS患者を対象に解析を実施。CLIPIスコアに基づく低リスク群と比べ、高リスク群では無増悪生存(PFS)中央値が大幅に短く、病期を調整した解析でもCLIPIスコアは病勢進行および奏効と関連し、病期単独のモデルにCLIPIスコアを加えることでPFSの識別能が改善したとJAMA Dermatol(2026年10月7日オンライン版)に報告した。(関連記事「ペムブロリズマブ、難治性皮膚リンパ腫への効果は?」)
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