変形性関節症へのデュロキセチン、従来薬に優越性示せず
疼痛・身体機能を改善も、有害事象は増加
セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)のデュロキセチンは、変形性関節症(OA)の疼痛に対する治療選択肢に挙げられるが、国内外のガイドラインにおける推奨度は、非ステロイド抗炎症薬(NSAID)などの従来薬と比べおおむね低く、従来薬と比較した有益性や既存治療への上乗せ効果は明らかでない。中国・Xi'an Jiaotong University Health Science CenterのDi Zhang氏らは、デュロキセチンのランダム化比較試験(RCT)を比較対照の種類別に層別化し、統合したシステマチックレビューおよびメタ解析を実施。その結果、デュロキセチン投与は、プラセボ対照を含む全体解析では疼痛および身体機能の改善と関連したが有害事象が多く、従来薬に対する明確な優越性は示されなかったとEClinicalMedicine(2026; 101: 104296)に報告した。(関連記事「米・変形性関節症ガイドラインを改訂」)
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