<第3回>"一人暮らし"の高齢者をどう捉えるべきか?

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

症例:78歳男性
高血圧で通院中。妻と2人で暮らしていたが,数カ月前に妻と死別してから体調が悪く,体重も数kg減ったという...

2010年の時点で高齢男性の1割,高齢女性の2割が一人暮らし

 内閣府の調査によると,今後,"一人暮らし"(独居)の高齢者は男女ともに著増していきます。

木村琢磨先生

木村 琢磨(きむら・たくま)

北里大学医学部総合診療医学・地域総合医療学准教授,北里大学東病院 在宅・緩和支援センター長。

長野県生まれ。東邦大学医学部卒業,国立東京第二病院(現国立病院機構東京医療センター)で初期研修,国立病院東京医療センター総合診療科で後期研修,国立病院機構東埼玉病院総合診療科などを経て現職。

高齢者の臨床は「さまざまな症候・疾患への対応」「専門診療科への適切なコンサルテーション」「家族」「地域」を念頭に置く,「多職種との恊働」「継続性」を踏まえるなど総合診療医の持ち味を生かせる,やりがいのある領域であると考えています。本連載では,高齢者の臨床について横断的に考えていきたいと思っておりますので,先生方からの忌憚ないご意見をお待ちしております。

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