腎デナベーション②服薬例でも降圧効果 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 〔編集部より〕Lancet 2018; 391に腎デナベーションの臨床試験結果の論文が2報掲載された。この2報を一挙に中村正人氏(東邦大学医療センター大橋病院循環器内科教授)に解説をしてもらった。 腎デナベーション①異なる方法でも有効 腎デナベーション②服薬例でも降圧効果 ― 論文 ― 『降圧薬服薬例に対する腎デナベーションの効果:SPYRAL HTN-ON MED試験の6カ月間の有効性と安全性』 (Lancet2018; 391: 2346-2355) 研究の背景:降圧薬の服薬例を対象に組まれた試験 初期の腎デナベーション試験では良好な成績が示されたが、二重盲検でシャム群と比較した試験では有効性は示されなかった(SIMPLICITY HTN-3試験)。このため、腎デナベーションの概念自体を検証するため降圧薬を服薬しない症例を対象としてSPYRAL HTN-OFF MED試験が行われ、統計学的に有意な降圧効果が示され、腎デナベーションは有効であることが示された。しかし、投薬された高血圧症例においても同様の効果が認められるかは明らかではなかった。そこでSPYRAL HTN-ON MED試験が行われ、その成績がLancet(2018; 391: 2346-2355)に掲載された。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×