抗IgE抗体はなぜ慢性蕁麻疹に効くのか?
帝京大学内科学講座呼吸器・アレルギー学教授 山口正雄
当初、抗免疫グロブリン(Ig)E抗体は、吸入アレルゲン感作が陽性で既存の薬剤を十分に用いてもコントロールが不良である喘息を対象に使用していた。抗IgE抗体を投与することで、それまでの治療では発作が頻発した患者でも発作が激減するという変化が観察されるようになった。しかし、抗IgE抗体が上市されて以降、全く予想されていなかった臨床効果が慢性蕁麻疹に対して見いだされた。今回は、抗IgE抗体による同疾患への治療効果を示した報告(N Engl J Med 2013; 368: 924-935)など、複数の知見の内容を踏まえつつ論じたい。
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山口 正雄(やまぐち まさお)
1987年東京大学医学部卒業。1989年同大学物療内科入局。1994年米国ボストンBeth Israel Hospital留学。1998年東京大学アレルギー・リウマチ内科助手、講師を経て、2009年帝京大学医学部内科学講座准教授、2011年教授。









