StricklandとMackayが1973年に提唱した慢性胃炎の分類。A型胃炎は抗胃壁細胞抗体(PCA)陽性の胃炎、B型胃炎はPCA陰性の胃炎。A型胃炎は"自己免疫性胃炎"の名称が一般的で、胃底腺領域に萎縮が見られ、血中ガストリン値が高値を示し悪性貧血の合併が多く認められる。B型胃炎はHelicobacter pylori 感染を伴うような慢性胃炎。A型胃炎は北欧で多く日本では少ない傾向にあり、国内の胃炎はほとんどがいわゆるB型胃炎。A型胃炎は胃カルチノイドや胃がんの合併に注意が必要。 ■関連記事 A型胃炎拾い上げには病理所見も重要 <!-- .read-more-btn{ display:none!important; } -->