えっ!お茶を飲むと糖尿病に?!
研究の背景:緑茶の糖尿病予防効果、最近は旗色が悪く・・・
以前、コーヒー摂取が糖尿病発症予防に関わるとする(コーヒー1杯の摂取で7%の糖尿病発症抑制に関連する)観察研究のメタ解析をご紹介したことがある(Arch Intern Med 2009;169:2053-2063、関連記事「コーヒー,それとも紅茶にしますか? 嗜好飲料による糖尿病予防効果」)。この研究では、カフェインレス・コーヒー(1日3~4杯飲むと32%の糖尿病発症抑制)や、紅茶・緑茶(1日3~4杯飲むと16%の糖尿病発症抑制)で糖尿病の発症が抑制される効果が示された。
しかし、実はその後、緑茶についてはやや旗色が悪くなりつつある。当初、緑茶摂取による介入試験のメタ解析において、空腹時血糖やHbA1cの改善に有意に有効であるとされていたものの(Am J Clin Nutr 2013;98:340-348)、その後のランダム比較試験(RCT)のメタ解析ではHbA1cの改善は有意ではなくなっており(Diabetes Metab Res Rev 2016;32:2-10、Diabetes Metab J 2017;41:251-262)、さらに観察研究ではあるが、なんと緑茶の摂取が2型糖尿病発症と正に相関しているという研究結果が中国から報告されたのである(Int J Epidemiol 2018;47:1887-1896)。
緑茶はわれわれ日本人にとっても極めて身近な飲み物であり、この衝撃の研究を吟味したい。
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