時代は負荷検査か?カテか?

狭心症診断の今後を占うMR-INFORM

  • Facebookでシェアする
  • Medical Tribune公式X Xでシェアする
  • Lineでシェアする
感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 「狭心症」と聞くと「循環器内科を呼ぼう」と反射的に考えられる方も多いかと思います。医療系のマンガやドラマでも胸部圧迫感(注:狭心症は「痛み」ではありません)はよく登場しますし、たいてい後で緊急事態や突然死が起こる伏線(フラグ)になっています。

 そんなとき「すぐにオペ(カテ)だ!」と颯爽と登場する心臓外科医(あるいは循環器内科医)の姿は、全国の青少年の進路選択に多大な影響を及ぼさずにはいられないわけですが(注:個人の意見です)、今現場での狭心症のマネージメントはここから大きく飛躍を遂げています。

 その辺りの考え方変化について、今夏、N Engl J Med2019; 380: 2418-2424)に 発表されたMR-INFORM試験を引っ張り出してきて、簡単にまとめてみたいと思います。

  • Facebookでシェアする
  • Medical Tribune公式X Xでシェアする
  • Lineでシェアする