カレトラの重症COVID-19への効果

研究の背景:COVID-19治療薬の試験結果が発表され始めた
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染症、COVID-19に対してさまざまな治療薬が検討されている。残念ながら、現在のところ「これが治療だ」と言えるものはなく、どれも「効くかも」のレベルにとどまっている。しかし、少しずつではあるが、臨床試験の結果も発表され始めた。今回は、HIV治療に長く用いられてきたプロテアーゼ阻害薬、ロピナビル・リトナビルの効果検証だ。「カレトラ」の商品名で、われわれの間ではよく知られている。
なお、コロナウイルスでも一過性にリンパ球減少などが認められるが、これはいわゆる「免疫不全」というほどの免疫不全ではなく、CD4陽性Tリンパ球をどんどん破壊していくエイズとは全然別の現象だ。カレトラを用いるのは、単にプロテアーゼ阻害薬がウイルスのプロテアーゼに作用してウイルス粒子をつくれなくできる(かも)という理論に基づいており、「COVID-19とエイズが似ているから」では全くない。こういうデマもよく流れているので要注意。
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