withコロナのために捨てるべき信仰①正義

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 私は2012年のロンドンオリンピック・パラリンピック前の英国公衆衛生局(PHE)で災害公衆衛生を学び、2011年の福島第一原発事故後の福島県でリスクコミュニケーションの推進に関わった内科医だ。その後、東京都の医科大学で臨床検査医学を専攻したところ、今回の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックに遭い、ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)検査や抗体検査についての見解を発信してきた。偶然にも災害を追いかける羽目となった私の経験から、今回の短期集中連載『withコロナのために捨てるべき信仰』では、災害時に医療者を含む社会全体が陥りがちな3つの信仰として、①正義②正解③ゼロリスクーについて考察する。

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