コロナ診療で診るべきは患者の社会心理
東京医科歯科大学大学院総合診療医学分野教授 竹村洋典
東京都は新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染者数が他道府県と比較して非常に多い。第一波が落ち着いたかと思いきや、ほどなくして第二波が到来した。保健所や都の要請で当大学病院にも多くの新型コロナウイルス感染症(COVID-19)中等症・重症患者が入院している。われわれ総合診療科では、他の医療機関からの紹介で受診する発熱患者の外来を担当している。本稿では、自施設における発熱患者の診療経験を踏まえ、COVID-19がもたらす二次的、心理的影響について論考する。
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竹村洋典(たけむら・ようすけ)
東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科総合診療医学分野教授
1988年に防衛医科大卒業。その後、同大病院などで総合臨床医学研修を開始後、91年に米国・テネシー大学で3年間家庭医療レジデントとなり、米国家庭医療専門医および米国家庭医学会フェロー取得。1995年熱帯医学フェロー。三重大学大学院医学系研究科家庭医療学/医学部病院総合診療科・教授を経て、2018年7月より現職。三重大学名誉教授。包括的ケアや他部門との連携を重視した医療の提供に努めている。










