若年でも高率に見られるコロナ後遺症の実態
国立国際医療研究センター 国際感染症センター 森岡 慎一郎
これまでにエボラ出血熱やデング熱といったウイルス性疾患でも後遺症があることが知られているが(Microorganisms 2020; 8: 594、Int J Infect Dis 2011; 15: e38-43)、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)にも後遺症(以下、コロナ後遺症)が存在することが分かってきた。2020年7月ごろに欧米から疫学報告が散見され始めた(JAMA 2020; 324: 603-605、MMWR Morb Mortal Wkly Rep 2020; 69: 993-998)。その後、わが国からも国立国際医療研究センターや和歌山県からコロナ後遺症の疫学が報告された(Open Forum Infect Dis 2020; 7: ofaa507、和歌山県「新型コロナウイルス感染症の後遺症等のアンケート調査の結果について」)。これらの疫学情報などを基に、現段階でコロナ後遺症に関して分かっていること、いまだ明確になっていないことを整理する。
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森岡慎一郎(もりおか・しんいちろう)
国立国際医療研究センター 国際感染症センター
2005年、浜松医科大学医学部卒業。聖隷浜松病院、静岡県立静岡がんセンター、在沖縄米国海軍病院勤務などを経て、17年、国立国際医療研究センター国際感染症センター医員。19年、同センター医療教育部門副部門長。現在は主に新興再興感染症対策、薬剤耐性菌問題などに関わっている。









