オミ株BA.2の特徴をデータサイエンスで解明

研究の背景:デンマークではオミクロン亜変異株BA.2が一気に拡散
南アフリカで発見された新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の変異株(variant)オミクロンは、一気に世界中に広がってしまった。さらに亜変異株(subvariant)が出現し、これはBA.2と呼ばれている(よって従来のオミクロンはBA.1とカテゴライズされた)。
BA.1とBA.2の違いは、40程度の突然変異の違いである。特に、BA.1で特異的なスパイク部位の69-70の欠損が認められない(そのために「ステルスオミクロン」と呼ばれたりする)のが、BA.2の特徴だ。
このBA.2が一気に拡散してしまったのがデンマークだ。今回紹介する論文は、BA.1とBA.2のデンマークでの広がりを吟味したものだ。ちなみに、デンマークではBA.1.1というもう1つのsubvariantも見つかっているが、臨床的意義は乏しい。
Transmission of SARS-CoV-2 Omicron VOC subvariants BA.1 and BA.2: Evidence from Danish Households. 査読前論文公開サイトmedRxiv 2022年2月27日オンライン版.
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岩田 健太郎(いわた けんたろう)

1971年、島根県生まれ。島根医科大学卒業後、沖縄県立中部病院、コロンビア大学セントルークス・ルーズベルト病院、アルバートアインシュタイン医科大学ベスイスラエル・メディカルセンター、北京インターナショナルSOSクリニック、亀田総合病院を経て、2008年より神戸大学大学院医学研究科教授(微生物感染症学講座感染治療学分野)・神戸大学医学部付属病院感染症内科診療科長。 著書に『悪魔の味方 — 米国医療の現場から』『感染症は実在しない — 構造構成的感染症学』など、編著に『診断のゲシュタルトとデギュスタシオン』『医療につける薬 — 内田樹・鷲田清一に聞く』など多数。
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