<対談>日本の前立腺がん検診はかくあるべし!(前編) 大島 明 氏(大阪国際がんセンター)×赤倉 功一郎 氏(JCHO東京新宿メディカルセンター) 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 〔編集部から〕前立腺特異抗原(PSA)検査を用いた前立腺がん検診の是非については、日本では厚生労働省研究班作成の「有効性評価に基づく前立腺がん検診ガイドライン」(2008年3月31日発表)と日本泌尿器科学会による「前立腺がん検診ガイドライン」(同年4月に初版発表)がそれぞれ見解を発表しているが、相容れない内容になっているまま、現在に至っている。またPSAは日本特有の住民健診に組み入れやすい優れた腫瘍マーカーであるが故に、検診実施体制や過剰診断の問題などにおいてさまざまな課題が生じている。そこで今回、前述の厚労省研究班ガイドライン作成に顧問という立場で関わった大阪国際がんセンターがん対策センター特別研究員の大島明氏と、研究協力者の一人で同研究班を途中で辞任した独立行政法人地域医療機能推進機構 (JCHO)東京新宿メディカルセンター副院長/泌尿器科部長の赤倉功一郎氏に、前立腺がん検診の問題についてあらためて議論してもらった。なお今回の対談については、下記の大島氏の寄稿、それに対する赤倉氏の異論を含む寄稿を踏まえて実現したものである。両氏それぞれの寄稿も併せて、ご覧いただきたい(関連記事「<対談>日本の前立腺がん検診はかくあるべし!(後編)」)。 〔関連記事1(寄稿)〕 指針無視のがん検診が招く過剰診断の弊害 「全国がん検診実施状況データブック」を読んで 大阪国際がんセンターがん対策センター 特別研究員 大島 明 〔関連記事2(寄稿)〕 時代遅れの厚労省「前立腺がん検診ガイドライン」はぜひ改訂を JCHO東京新宿メディカルセンター 副院長/泌尿器科部長 赤倉 功一郎 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×