GLから読み解く多汗症診療のポイント

原発性局所多汗症診療GL策定委員会委員・藤本氏に聞く

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 暑さや精神的な負荷に関係なく大量の発汗が生じる原発性局所多汗症の患者は、季節や状況を問わず疾患によってQOLが損なわれやすく、治療を要する事態に陥るケースも少なくない。しかし多汗症の認知度は高いとはいえず、適切な診療を受けていない患者は相当数に上るとみられる。こうした状況下、日本皮膚科学会は今年(2023年)、『原発性局所多汗症診療ガイドライン2023年改訂版』(以下GL)を策定した。GLの策定委員会委員である池袋西口ふくろう皮膚科クリニック(東京都)院長の藤本智子氏に、GLの改訂ポイントや、患者に対応する際のこつなどを聞いた(関連記事「手掌多汗症に初適用の外用治療薬、特徴は? 」、「多汗症診療で意識すべき3つの心得」、「多汗症の疫学情報、他疾患との関連明らかに」)。

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