日本の結核、低蔓延化達成も増加の懸念
増加する外国人ハイリスクグループ、問われる診療方針の確立
東北文化学園大学医療福祉学部抗感染症薬開発研究部門 特任教授/
公益財団法人宮城県結核予防会 理事長 渡辺 彰
厚生労働省の結核登録者情報調査年報によると、2014~23年までの日本の新規登録結核患者数は順調に減少しており、昨年(2024年)も結核研究所の速報値では9,942人で、前年(1万96人)を下回っている1, 2)。一見すると順調に減少しているように見えるが、最近はその減り方が鈍くなっている。厚労省の年報を詳細に読むと、日本人の新規患者数は一貫して順調に減少しているのに対し、外国出生者(外国人)では新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックを挟んでさらに増加する勢いであることが分かる。本稿では今年4月から始まる入国前結核スクリーニングの内容を含めて、この問題を見ていきたい。
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