小児がんは世界で毎年約40万人が罹患しており、迅速な診断が生存率向上や良好な転帰には不可欠である。しかし、小児がん種別の患者数(割合)および関連症状、症状の発現から診断までの期間などのデータは限られている。英・University of NottinghamのDhurgshaarna Shanmugavadivel氏らは、同国の20施設で登録した小児がん患者を対象に前向き共同観察研究を実施。結果をLancet Reg Health Eur(2025; 54: 101329)に報告した。