抗MTBRタウ抗体etalanetug、FDAのFast Track指定を受領 エーザイ 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする エーザイは本日(9月17日)、同社とユニバーシティ・カレッジ・ロンドンとの共同研究で見出された抗Microtubule binding region(MTBR)タウ抗体etalanetugについて、米食品医薬品局(FDA)よりFast Track指定を受けたと発表した。Fast Track指定は、アルツハイマー病(AD)などのアンメット・メディカル・ニーズの高い重篤な疾患や生命に関わる疾患に対する新たな治療法の開発を促進、加速させるための制度である。(関連記事「抗MTBRタウ抗体E2814、タウ伝播の抑制を示唆」) Etalanetugは脳内タウ病理を拡散するタウ伝播種であるMTBRを含む特定のタウ種(MTBRタウ)を標的とする抗タウ抗体。優性遺伝アルツハイマー病(DIAD)患者を対象とした臨床第Ⅰ/Ⅱ相103試験において、脳脊髄液(CSF)中のMTBRタウ種に対するetalanetugの標的結合を確認した。さらに、脳内タウ病理を反映するバイオマーカーであるCSF中のMTBR-tau243の減少、タウPETの増加抑制/減少傾向を示した。 また、etalanetugと標準治療であるレカネマブ(商品名レケンビ)の併用において、DIADネットワーク試験ユニットによるDIADに対する臨床第Ⅱ/Ⅲ相Tau NexGen試験、孤発性早期ADを対象とした臨床第Ⅱ相202試験が、それぞれ進行中である。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×