26年度診療報酬改定

【中医協・短冊を読む】外科医確保へ高難度手術「特別加算」新設

集約化を後押し

  • Facebookでシェアする
  • Medical Tribune公式X Xでシェアする
  • Lineでシェアする
感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ
〔編集部から〕2026年度診療報酬改定に向け、中央社会保険医療協議会(中医協)総会で個別改定項目に関する議論が始まっています。本特集では、中医協総会における議論のポイントをレポート形式で掲載するとともに、専門家による深掘り解説や速報などをお届けします。

今回のポイント

  • ・地域医療体制確保加算が2区分に
  • ・同加算2では外科系医師確保への配慮が算定要件
  • ・高度な手術を行う基幹的医療機関が算定できる「外科医療確保特別加算」を新設

議論の概要:第644回中医協総会

 1月23日の第644回中医協総会で公表された2026年度診療報酬改定の個別改定項目(通称「短冊」)では、診療科偏在と医師の働き方改革に関して、従来より踏み込んだ内容が示された。地域医療体制確保加算は現行から2区分に細分化され、新設の同加算2では外科系の医師確保に特別な配慮を行っている場合に算定を可能とする。さらに、地域の基幹的医療機関が一部の高度な技能を要する手術を行う際に算定可能な「外科医療確保特別加算」を新設する。

村上 和巳(むらかみ かずみ)

医療ジャーナリスト/日本医学ジャーナリスト協会理事

医療専門紙の記者を経て、2001年からフリーランスのジャーナリストとして活動。医療、災害・防災、国際紛争を中心に、各種メディアで執筆活動を行う。共著に、東日本大震災から3年目をレポートした『震災以降』、一般向けにがんの知識をまとめた『二人に一人ががんになる』がある。

村上 和巳
  • Facebookでシェアする
  • Medical Tribune公式X Xでシェアする
  • Lineでシェアする