肝炎は6カ月ごとにエコーで肝がんスクリーニング!
Lancet(2018; 391: 1301-1314)に肝細胞がんの総説(seminar)がありました。著者はスペイン・University of Barcelonaの医師たちです。この著者は肝細胞がんのステージングのThe Barcelona Clinic Liver Cancer (BCLC)systemを開発した医師たちです。
特に2012年以降の肝細胞がん研究の進歩について解説しています。
Lancetセミナー「肝細胞がん」最重要点は次の10点です。
- 肝がんの8割はサハラ以南、東アジアでB型肝炎、アフラトキシンが原因
- 欧米、日本の肝がんの原因はC型肝炎、アルコール、非アルコール性脂肪肝(DM、肥満)多い
- 肝がんスクリーニングは6カ月ごとにエコーやるべし、αFPは感度・特異度が低い
- 1cm以上の肝細胞がんは動脈相で濃染、静脈相でwash out、陽性尤度比100%近い
- 肝血流は肝動脈:門脈が1:3、肝細胞がんは主に肝動脈支配
- 単結節は肝切除、単結節5cmまで、複数結節径3cm3個までなら肝移植
- 肝切除は肝硬変なく単結節時。門脈圧亢進あれば不可。肝硬変あれば肝移植
- 2cm未満の結節なら焼灼(ablation)の効果ほぼ100%
- 透視下カテ注入で唯一生存率改善するのはchemoembolisationのみ
- 分子標的薬sorafenib(商品名ネクサバール)、regorafenib(スチバーガ)は進行肝がんで生存率改善
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仲田 和正(なかた かずまさ)
西伊豆健育会病院病院長。1978年に自治医科大学卒業、静岡県立中央病院(現静岡県立総合病院)全科ローテート研修、1980年に浜松医科大学麻酔科研修(4~9月)、静岡県国民健康保険佐久間病院外科・整形外科。1984年に自治医科大学整形外科、大学院、1988年に静岡県島田市民病院整形外科、1991年に静岡県西伊豆病院整形外科。
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