統合失調症に72年ぶりの新機序薬! KarXTの実力 今年発表された2つの臨床試験からの考察 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 研究の背景1:従来の統合失調症治療薬は全てD2受容体を阻害 今年(2024年)9月、米食品医薬品局(FDA)は、抗精神病薬KarXT(カーエックスティー)を承認した。 1952年に麻酔前投薬として用いられていたクロルプロマジンが統合失調症に有効であることが見いだされて以来、70年以上にわたり、統合失調症の治療薬は全てドパミンD2受容体阻害作用を介して効果を発現するものであった。 今回、72年ぶりに、新たな作用機序を持つ抗精神病薬が登場することになった。そこで、これがどのような薬なのか、今年発表された2件の臨床試験を振り返り、その実力を確かめてみたい。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×