増加傾向?Tattoo関連ぶどう膜炎2例

20歳代男性と40歳代女性

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 Tattoo関連ぶどう膜炎とは、入れ墨のインクへの異物反応により発症する、肉芽腫性炎症を伴うサルコイドーシスに類似した前部/汎ぶどう膜炎を呈するまれな疾患である。徳島大学大学院眼科学分野准教授の柳井亮二氏は第129回日本眼科学会(4月17~20日)で、Tattoo関連ぶどう膜炎と診断された20歳代男性および40歳代女性の症例を報告。「眉毛のTattooでも発症に関与する可能性があり、今後は症例数の増加が予測される。原因不明の肉芽腫性ぶどう膜炎の鑑別において重要な疾患だ」と述べ、症例集積への協力を呼びかけた。(関連記事「ぶどう膜炎:現在の治療のポイントは?」「タトゥー、やめとく? 皮膚がんとの関連を検証」)

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