医療現場でAIを"本当に使える"ものにするには、診療そのものよりも、まず「診療外」の業務に活路があるのかもしれない―。今回は、「医療AIが普及するためのポイント」と「その未来をどう見るか(ポジティブ・ネガティブ両面)」をテーマに、現場目線で深掘りします。学会発表、教育、事務作業、そして看護師支援まで。広がり始めた"診療外AI"の可能性と、普及の壁をどう乗り越えるかを、リアルな課題感とともに語ります。三吉 範克(みよし のりかつ)大阪大学大学院医学系研究科学部内講師医学博士。2002年、神戸大学医学部卒。18年から現職。消化器外科の最前線でロボット手術をはじめ日々多数の手術を手がける臨床家であり、医療デジタル分野を牽引するキーパーソンの1人。内視鏡画像診断AIや手術支援AIの開発、VR・遠隔技術の活用に取り組み、その見識は各メディアから注目を集める。教育者としても熱心で次世代の育成に尽力。大阪国際がんセンターではプロジェクトリーダーとして最先端のがん研究も推進する。 中山 俊(なかやま しゅん)アンター株式会社代表取締役 CEO鹿児島県出身。鹿児島大学医学部を卒業後、2011年国立病院機構東京医療センター初期研修医。成田赤十字病院整形外科、翠明会山王病院整形外科を経て2016年アンター株式会社を設立。東京都医科歯科大学客員准教授 次回のランチタイム勉強会配信テーマ・視聴予約はこちら前へ世の中のサービスに学ぶ、医療DXの本質 事例②:あずかるこちゃん次へ投資信託とETFって何?これを知らなきゃインデックス投資はできません!