持田製薬は7月18日までに、北海道大学との共同研究で生まれた吸収性軟骨再生用材料(商品名:軟骨修復材モチジェル)について、7月17日付で国内製造販売承認を取得したと発表した。(関連記事「上腕骨小頭離断性骨軟骨炎の新規治療を開発」) 同製品は、塩化カルシウム溶液の添加によりゲル状に固まるアルギン酸ナトリウムを主成分とする医療機器で、交通事故やスポーツなどで損傷した関節軟骨の治療に使用される。吸収性軟骨再生用材料として国内初承認となった医療機器で、同社のバイオマテリアル事業においても国内初の製品となる。