細菌感染症の新たなマーカーとして期待されているPCT 感染症診療において、C反応性蛋白(CRP)やプロカルシトニン(PCT)といった炎症性バイオマーカーが、診断や治療経過の評価に広く用いられている。これらのマーカーの有用性に関する報告は多数あるものの、いずれも限界があることに注意が必要である。