サノフィは昨日（11月17日）、既存治療では効果不十分な小児のアトピー性皮膚炎および小児の特発性の慢性蕁麻疹に対する治療薬「デュピクセント皮下注200mgペン」（一般名デュピルマブ）を発売したと発表した。（関連記事「小児のアトピー治療、デュピクセント皮下注200mg発売」） 同製品は、既存のデュピクセント皮下注300mgシリンジ・ペン、200mgシリンジに続く、新たなデュピクセント製剤。これまで200mgシリンジ製剤が処方されていた患者にとって、新たな治療選択肢となる。「あてる、押す」の2ステップによる簡便な操作で、200mgシリンジ製剤と同一組成の薬液を自動的に注入するペン型の注射剤であり、小児患者の在宅自己注射時の利便性向上が期待できるとおう。