降圧薬「配合剤」は「2剤併用」より優れているのか
SPRINT試験の後付け解析は「既報と大きく異なる結果」に
配合剤で治療開始できない日本、もどかしい思い?
欧米の高血圧ガイドラインでは、配合剤を用いた降圧治療開始が推奨されている。一方わが国では添付文書上の縛りがあるため、配合剤を用いた降圧治療の開始は不可能だ。もどかしい思いを感じている医師も多いのではないだろうか。
しかし、配合剤による降圧治療開始は2剤併用よりも本当に有用なのか。このたび、疑問を抱かせる成績が現れた。
ランダム化比較試験(RCT)SPRINT のデータを用いた後付け解析である。米国UT Health Sciences Center San AntonioのShreya Rao氏らが1月20日、Eur J Prev Cardiolで報告した。
特に目を引いたのが心血管疾患(CVD)への影響だ。過去の後ろ向き研究から示唆されている結果とは大きく異なった。
同じ成分を服用するのに、1剤と2剤という剤型の違いだけで、本当はどれほどの差が生じるのだろう。
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