クロピドグレル併用が「要注意」な胃酸抑制薬を特定
韓国研究から
日本と欧米で異なる「クロピドグレル・PPI併用」の評価
抗血小板薬であるクロピドグレル服用例に対し、プロトンポンプ阻害薬(PPI)を併用するべきだろうか。
日本消化器病学会による『消化性潰瘍診療ガイドライン2020(改訂第3版)』は、「抗血小板薬2剤併用療法(DAPT)」例に対するPPI併用を、上部消化管出血予防の観点から強く推奨している。DAPTではアスピリン・クロピドグレル併用が多く採用されてきた実態を考えれば、クロピドグレルへのPPI併用を推奨しているようなものである。
一方、米国食品医薬品局(FDA)はクロピドグレルの抗血小板作用が減弱する恐れがあるとして、PPIオメプラゾールの併用を控えるよう2009年、警告を発出した。
欧州医薬品局も同年、クロピドグレルとPPIの併用は「絶対に必要」である場合以外、避けるよう推奨している。
ただし東アジア人と白人では、虚血性イベントのリスクが異なる。そのため、クロピドグレル・PPI併用の評価が彼我で異なっていてもおかしくはない。
そのような観点から興味深いデータが3月2日、Strokeに掲載された。韓国・中央大学校のJung-Hwa Hong氏らが解析した、韓国の脳梗塞例実臨床データである。
それによれば、東アジア人では特定のPPIを避ければ、クロピドグレルとの併用に問題はなさそうだ。
一方、PPI以上に「要注意」である胃酸抑制薬の存在も、浮かび上がってきた
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