MSDは3月13日までに、抗HIV薬のドラビリン/イスラトラビル(DOR/ISL)2剤配合錠について、HIV-1感染症成人患者を対象とする3件のピボタル第Ⅲ相試験(二重盲検MK-8591A-053およびMK-8591A-052、非盲検MK-8591A-051)の最新データを第33回レトロウイルス・日和見感染症会議(CROI)で報告したと発表した。(関連記事「抗HIV薬のDOR/ISL配合錠、承認取得」) MK-8591A-053では、抗レトロウイルス療法による治療歴のない患者536例を対象にDOL/ISL(100mg/0.25mg)とビクテグラビル50mg/エムトリシタビン200mg/テノホビルアラフェナミド25mg(BIC/FTC/TAF)を比較。主要評価項目である48週時のウイルス学的抑制(HIV-1 RNA量50copies/mL未満)の達成割合は、BIC/FTC/TAF群の90.6%に対しDOR/ISL群が91.8%と非劣性が示された。安全性プロファイルは両群で同程度であった。 MK-8591A-051およびMK-8591A-052については、96週時のデータが公表された。いずれも、DOR/ISLは96週時において高いウイルス学的抑制率を維持し、安全性プロファイルは対照群と同程度であった(関連記事「抗HIV薬のDOR/ISL2剤配合錠、48週時のHIV-1のウイルス学的抑制を維持」)。