ご存じですか?三叉神経領域の皮膚をえぐる疾患
三叉神経栄養障害症候群
研究の背景:20世紀初頭に初めて報告されたまれな疾患
三叉神経栄養障害症候群(Trigeminal Trophic Syndrome;TTS)は、三叉神経領域に知覚麻痺、知覚障害、二次性皮膚潰瘍の三徴候を呈する極めてまれな疾患である。20世紀初頭に脳神経外科医のWallenbergによって初めて報告された。当時、三叉神経痛を軽減するために三叉神経節を切断する手術が行われており、その後、一部の患者で神経支配領域に皮膚潰瘍が発症したことがきっかけで発見されたといわれている。
その機序として、神経を損傷・切断した領域には知覚麻痺だけでなく、不快な知覚異常を来す。患者がその不快感を解消しようと掻破することで、皮膚潰瘍が形成されるのである。今回は、その症例報告を紹介する。(BMJ Case Rep 2023; 16: e255724)
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