新型インフル「全例治療」戦略の先見性

WHO・CDCに先んじたA/H1N1pdm09パンデミックにおける日本感染症学会の提言

公益財団法人宮城県結核予防会 理事長/
元・東北文化学園大学 特任教授/元・東北大学加齢医学研究所 教授

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 昨日(2026年5月24日)行われた第100回日本感染症学会/第74回日本化学療法学会(5月22~24日)の日本感染症学会100周年記念企画では、日本感染症学会100年の歴史における6つのエポックメーキングな事象・出来事が取り上げられ、それぞれを牽引した第一人者がその歴史的意義について語った。筆者は、新型インフルエンザ対策ワーキンググループ(以下、WG、現インフルエンザ委員会)の初代委員長として、2009年の新型インフルエンザA/H1N1pdm09パンデミックに際し、いち早く抗インフルエンザ薬の積極的使用を柱とする提言を打ち出し、当初は批判にさらされながらも、日本の死亡者数を世界最少規模に抑えた学会の取り組みを振り返った。

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