「アプリで不眠症を治療する時代」への期待と戸惑い

ベンゾ依存脱却の第一歩に

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 今年(2026年)は日本の不眠症治療にとって、画期となる年として記憶されるかもしれない。日本睡眠学会が国に対し、長年要望し続けてきた不眠症に対する認知行動療法(CBT-I)が対面式について保険適用が認められ、さらにプログラム医療機器(以下、アプリ)によるCBT-Iも保険適用が決定した。対象製品は「サスメド 不眠障害用アプリ Medcle」(以下、Medcle)。保険収載日である6月1日に発売される。順天堂大学精神医学講座教授の加藤忠史氏は、薬物療法一辺倒の不眠症治療の現状を憂慮し、「アプリで不眠症を治療する時代」の到来にエールを送ってきた(関連記事「【2026年医学はこうなる】加藤忠史」)。同氏は今、期待とともに戸惑いと若干の不安を抱いている。その意味するものとは―。

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