「GLP-1RAは強力な骨粗鬆症治療薬」の信頼性
実臨床データベースTriNetXが連発する「大きすぎる効果」
連発される常識はずれのHRやRR
医療記録の電子化が進み、データベース化が容易になった。その結果、いくつもの商業医療データベースが登場し、それを用いた「実臨床データ解析」なる論文も増えた。
しかしそれらのデータベース解析は、どこまで信頼できるのだろうか。
日々、公開される論文を眺めていると「常識はずれ」のハザード比(HR)や相対リスク(RR)を「連発」する実臨床データベースの存在に気づく。とにかく「リスク減少率」が大きいのだ。
今回はその中から、6月1日、Obesityに掲載されたGLP-1受容体作動薬(GLP-1RA)が骨に及ぼす影響を検討した、台湾・台北医学大学のJie-Syuan Wu氏らによる論文を紹介したい。
「実臨床データ」の全てが、久山町研究やフラミンガム研究のように信頼できるのか、一考が必要なようだ。
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