白斑の精神疾患、乾癬よりアトピー性皮膚炎に酷似
発症年齢や罹病期間が併存精神疾患のプロファイルに影響する可能性
研究の背景:慢性皮膚疾患は精神疾患を併存するケースが多い
白斑は自己免疫によってメラノサイトが破壊され、皮膚の色素が脱失する疾患である。世界的な有病率は0.06~2.28%と推定されているが、根治治療はいまだに確立されていない。白斑、アトピー性皮膚炎(AD)、乾癬などの慢性皮膚疾患が抱える精神的負担は大きく、白斑患者では、スティグマやいじめが深刻な心身症的問題となっているが、大規模データにおける詳細な検証は少なかった。
今回、ドイツの法定健康保険(SHI)のレセプトデータを用いて、白斑患者の精神疾患の有病率やそのパターンなどについて検討した後ろ向き研究を紹介する(BMJ Open 2026; 16: e106687)。
白斑とADの精神疾患罹患リスクは酷似していた一方、乾癬患者とは異なる傾向が示され、皮膚疾患の発症年齢や罹病期間が、合併する精神疾患の病型に深く関与している可能性が示唆された。
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