インタビュー

セマグルチド承認でMASLD/MASH治療はどう変わる?

鍵は適応患者の見極めと診療連携

  • Facebookでシェアする
  • Medical Tribune公式X Xでシェアする
  • Lineでシェアする

 先月(2026年6月)19日、肝硬変を伴わない代謝機能障害関連脂肪肝炎(MASH)を対象として、GLP-1受容体作動薬セマグルチド(商品名ウゴービ)の適応拡大が承認された(関連記事「ウゴービ、MASH初の治療薬に―適応拡大が承認」)。これまで生活習慣改善が中心であった代謝機能障害関連脂肪性肝疾患(MASLD)/MASH治療は、日本でも薬物療法の「新時代」へと突入した。『MASLD診療ガイドライン(GL)2026』作成委員で、久留米大学内科学講座消化器内科部門主任教授の川口巧氏に、セマグルチドがMASLD治療に及ぼす影響やその他の既存薬および新規薬剤の状況、今後の展望などを聞いた。(関連記事「薬物療法に新展開?MASLDの治療戦略」)

川口 巧(かわぐち たくみ)

久留米大学 内科学講座消化器内科部門 主任教授

1995年久留米大学医学部卒業後、消化器内科に入局。1999年同大学院卒業後、米国テキサス大学サウスウエスタンメディカルセンターのリサーチフェロー、久留米大学医学部准教授を経て、2022年より現職。専門はMASLDの栄養・運動・薬物療法。The Global NASH Councilメンバー、『MASLD診療ガイドライン2026』作成委員、アジア太平洋肝臓学会『脂肪肝診療ガイドライン』作成委員、日本肝臓学会国際委員会委員などを歴任。日米のメディアにも多数出演している。

  • Facebookでシェアする
  • Medical Tribune公式X Xでシェアする
  • Lineでシェアする